【開封】Xiaomiのサブブランドのハイエンド5Gスマホ「POCO F2 Pro 」の梱包をチェック。

20/08/08

POCO F2 Proを開封します。
Xiaomiのサブブランドから独立したPOCOのグローバル向けハイエンドスマートフォンで、中国ではRedmi K30 ProというモデルネームでXiaomiから販売されています。

Snapdragon 865、4700mAhバッテリー、6400万画素クアッドカメラ、5G対応、2000万画素ポップアップフロントカメラ搭載、液冷、というスペックで、メモリとストレージによって価格の異なる2種類から選択することができます。
・6GB/128GB 499ユーロ
・8GB/256GB 599ユーロ

今回は6GB/128GB版のPhantom White(ホワイト)をAmazonのEtorenで購入しました。
※2020/8/8時点で税込43340円

輸送梱包状態

8/4深夜に注文して8/6午前中に到着。早い時間に注文すれば翌日到着するかもしれません。
発送元が東京都の平和島にある倉庫だったので国内にあるストックが送られてきたようです。
配送業者は佐川急便でした。

緩衝材と紙でしっかり守られています。
中で製品が激しく動くようなことも無く必要十分な梱包です。

個装箱

外装フィルムにキズが目立つものの凹みや潰れは無く状態は大変良好。
中国からまとまった数で輸入し、日本で小分けにして発送しているのだと思われます。

少し傾いて貼られたハイレゾのシール。

モデル名:M2004J11G
製造者がXiaomi、ブランドがPOCO、と記載されています。
POCOはブランド名で設計製造はXiaomiということですね。

POCOのカラーであるイエローを基調とした個装箱。
タダ者ではない感じが漂います。

オーソドックスな4部構成。
ブラックとイエローのカラーリングで気分を盛り上げてくれます。
造りも大変綺麗で目立った欠点は見当たりません。

本体

保護シートはぐるっと巻かれているタイプ。

背面にはシリアル番号とIMEIが印字されたラベルが貼られています。

ゴミや気泡がたくさん巻き込まれているのはちょっと残念。
梱包も本体もデザインが良いだけにここは気になります。

保護シートを剥がします。
シリアルラベルは本体に直接貼られています。

ガラス製の背面パネル。

ディスプレイ面も綺麗で傷一つありません。

付属品

保護ケース、充電器、USBケーブル、SIM取り出し用のピンが付属。
説明書と保証書は日本語非対応です。

充電器

海外向けプラグの充電器。
プラグ部を除いて長さ72mm、厚み28mm、高さ47mmと大きめ。

変換アダプタを使えば日本でも使用できる純正急速充電器。
QuickCharge 3に対応しているようです。
充電プロファイルは5つで最大33Wを出力可能。
・5V 3A (15W)
・9V 3A (27W)
・12V 2.25A (27W)
・20V 1.35A (27W)
・11V 3A (33W)

重さは87gとかなり重め。
大きくて重いわりにはTypeAが1口のみ。
取付や接続の安定性を考えると変換アダプタを付けてまで使用せず日本のコンセントに対応した充電器を購入した方が良さそうです。
なお、アダプタは付属していませんでした。

USBケーブル

USBケーブルはType-A to Type-Cで長さは1mです。
ケーブル径はΦ4mmで少し硬さがあります。
コネクタ内部のオレンジがデザインのアクセントになっています。

保護ケース

柔軟性がありながらかなり硬くハードケースに近い感じです。
よく見てみると背面部分がポリカーボネートのような硬い樹脂パネルで、側面部分が柔らかいTPU系の素材(といっても硬め)でできており、異種材料をインサート成型した複合素材のケースのようです。
2種類の素材の継ぎ目には薄く線が見える程度で段差はありません。完全に一体化しています。

内側だけでなく外側にも貼りつき防止のドットテクスチャー。
ザラザラとした手触りですがテーブルに貼りついたりしないので使い勝手が良さそうです。

取り付けもしやすく完璧にフィットします。黄ばみも無く綺麗なクリアです。
サイドキーも覆いかぶせる形状で、キーの押し感はかなり硬くなります。

ケースを着けた状態のサイズは幅75.4→78mm、長さ163.3→166mm、厚さ8.9→11mm。
サイズが2mm以上大きくなっていながらもあまり変化を感じず握りやすい印象。

ケースを着けると246gになります。

僅かにカメラ部分より高く作られた淵がレンズを守ってくれます。

ポップアップカメラがあるためTop面は大きく切り欠かれています。
従来のTPUの柔らかさではこの大きな切り欠きのせいでケースが外れやすくなるため硬めに作ったのだと考えられます。

開口部を見ると肉厚なケースであることが分かります。
そしてアンテナスリットの部分はケースが接触しないように空洞が設けてあります。
ここが接触しているとアンテナ感度に影響があるのでしょうか。

講評

ハイエンド機にしては過剰な演出の無いシンプルな梱包でした。
品質面では保護シートにたくさんの異物が挟まっていたり折り目が付いていたりしたところが気になるものの海外向け製品では標準的なレベル。
付属品のクオリティも高く、総じて満足感の高い仕上がりとなっています。