【レビュー】曲面対応のガラス保護フィルム「PDA工房 Flexible Shield」をXiaomi Mi Note10のディスプレイに貼り付け。
Xiaomi mi note 10のディスプレイに曲面対応タイプのガラス保護フィルムを貼ってみます。
強粘着タイプのため今回はWET貼り(水貼り)を試します。
今回用意したのはPDA工房製「Flexible Shield」です。
TPU製の柔らかいフィルムで曲面に追従して貼ることができるのが特徴です。
衝撃を吸収するタイプです。傷と凹みの自己修復機能付き。表面は光沢です。
梱包状態
このような梱包でポスト投函されます。
送料無料で注文の翌日に届きました。
フィルムが折れ曲がらないように段ボールでしっかり補強されています。大変嬉しい配慮です。
Mi note10とProは共用で対応するようです。
指紋認証対応と書かれています。
説明書
ぎっしり書かれた注意書きがこのフィルムの貼り付けの難易度の高さを物語っています。
フィルムの質感
フィルムはコシが無くフニャフニャ。
厚めのビニールシートのような感触で、いかにも衝撃を吸収してくれそうです。
厚さは0.19mm。
貼り付け
フィルムを台紙から剥がしたら貼り付け面に台所用の洗剤を溶かした水をスプレーします。
洗剤はボトル一本に1滴で十分です。洗剤が多いとスマホ本体の内部に浸水しやすくなるので要注意。
綺麗に掃除したディスプレイ面にフィルムを置いておおよその位置を確認します。
この状態であれば洗剤水のおかげでスルスル自由に動かせるので落ち着いて作業できます。
今は気泡が入っていても問題ありません。
位置合わせをしながらスキージを使ってガラスのフラット部分の空気と洗剤水を抜いていきます。
この時フィルムが滑って位置がズレやすいので注意が必要。フィルムはガラスいっぱいのサイズに切られているので少しでもズレるとはみ出します。
特に曲面部の端を意識して作業しましょう。
水分が抜けていくにつれて段々と貼り付いていきます。
PDA工房から水貼りに必要なツールが揃ったキットが販売されています。
曲面部分に貼りこんでいきます。
ここでも内側から外側へ水を押し出すようにして貼り付けます。
完成
貼り付けてから24時間経過後の状態。
徐々に水が抜けていきかなりすっきりした見た目になりました。曲面部もしっかり貼り付いています。
車に貼るプロテクションフィルムに似た質感です。
それでも厚みのある柔らかいフィルムのため、強い光を反射させるとユズ肌状の凹凸があります。
通常使用ではそれほど気になりません。
傷の自己修復
傷の自己修復性能を評価するため爪で引っかき傷を付けてみました。
数分後、消えて無くなっています。
柔らかいので使用中にすぐ傷が付くのですが 、表面を切り裂くような傷でなければこのように時間経過で元に戻るようです。
操作性と視認性
ガラスに比べると滑りは若干悪くなります。
指で操作している時は良いのですが、フリックなど爪が画面に当たるような操作をする際は爪がフィルムに食い込んで引っ掛かり感があります。爪が長い人は気になるかもしれません。
視認性は通常使用では気になるところは無さそうです。
指紋センサーの認証も問題無し。
防汚コートがあるのか汚れは拭き取り易く感じます。
講評
ラウンドしたガラスにぴったり追従してディスプレイ全面を守ってくれます。
フラット面だけに貼るフィルムだと段差が気になりますがそのストレスが全く無く非常に快適。
ただし柔らかいフィルムの「めとっ」とした独特な感触の仕上がりは好みが分かれそうです。
説明書きにもある通り貼り付け難易度はかなり高めです。
一般的なフィルムと違い強粘着ので貼り直しが出来ないため事実上水貼りが必須で、初心者にはちょっと厳しいと思います。
それでもガラス全面を保護できる安心感は非常に強く、満足度の高い商品でした。
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